
出品した商品が売れると嬉しいですよね。自分の商品がお金に変わるというのは、特に初心者の方には貴重な体験かと思います。
しかし、プラットフォーム上で商品が購入されただけでは売買成立とは言えません。
購入者に商品を届けて初めて売買が成立し、商品がお金になったと言えるでしょう。
そこで今回は
「ebayで商品が売れたけど海外発送をしたことがない」
「不慣れな海外発送でトラブルが起きないか心配」
という方向けに、日本郵便の海外発送サービスEMSについて解説します!
EMSとは?
EMSとは、日本郵便が提供する「国際スピード郵便」の略称です。
”スピード”とあるように、日本郵便の海外配送サービスの中で一番早く届くのが魅力です。
EMSを利用するメリットは?
EMSを利用するメリットは
・商品が早く届く
・無料の集荷サービス
・契約なしで利用可能
・安価で保険がかけられる
といった点が挙げられます。
EMSの料金
EMSの料金は、以下のようになっています。(2022年3月現在)

もっと細かい情報が知りたい!という方は、日本郵便のHPをチェックしてください。
いざ商品を発送!その前に…
商品が売れたら、発送準備に取り掛かりたくなります。
しかし、トラブルを防ぐためにしておいた方が良いことがあります。
それは・・・
「購入者とコンタクトを取る」
ということです!
メルカリなどのフリマアプリでも、取引メッセージなどが送られてくると安心しますよね。
それは、お相手が外国人の方でも同じです。
お礼のメッセージやフィードバックを送信し、購入者に安心して取引してもらえるように心がけましょう。
いよいよ発送!流れを解説
いよいよ発送です。
ここでは、アメリカに商品を発送することを前提として、流れを解説していきます。
計量
はじめに、計量を行います。
のちに必要になってくるので
・商品単体での重さ
・実際に発送するもの全て(段ボール箱、商品、緩衝材、サンキューレター、など)の重さ
をどちらも把握しておきましょう。
送り状を作成する
国際郵便マイページサービス にアクセスし、ログインします。
メインメニューから、送り状を作成するをクリックします。
①ご依頼主選択
依頼主はご自身ですので、ご自身の情報を入力します。
②お届け先選択
お届け先情報には、ebayの購入者情報を入力します。

上記は、ebay購入者情報と、送り状の入力項目の対応表です。
ebayのページから各項目をコピペすればOKです。
③内容品登録
発送種別は「EMS(物品)」を選択します。
内容品名は英語で記入し、単価は商品の落札価格(USD)を記入します。
原産国は、可能な限り記入しましょう。商品にMade in ○○などと書いてあれば、その国を記入すればOKです。
ここで記入する重量は、先ほど計った商品単体での重量になります。
内容品総額は日本円で記入するので「単価×為替相場」を計算して記入しましょう。
④発送情報登録
発送予定日をご自身で入力します。
他の項目は、デフォルトのチェックもしくは空欄で問題ありません。
配送状況確認メールの通知設定ができますので、全てにチェックを入れておくと安心です。
⑤登録内容確認・登録
今までに入力した内容に間違いがないか確認します。
⑥送り状印刷
「注意事項に同意して送り状を印刷」をクリックし、PDFをダウンロードします。
⑦完了
国際郵便マイページの利用方法は、以下でも確認できます!
税関告知書の記入
送り状を印刷したら、同時に税関告知書が出てきます。
右下の欄に日付とサインの記入欄がありますので、手書きで記入しましょう。
梱包し集荷依頼
商品を綺麗に梱包し、電話もしくは日本郵便のHPより集荷依頼をします。
EMSは無料で集荷に来てくれるのが嬉しいですね。
この時郵便局員の方から危険物のチェックシートが渡されるので記入します。
事前に郵便局で何枚か貰っておくと便利です。
また、ご自身で郵便局に持ち込むことも可能です。
依頼が終わったら、控えが渡されるので、チェックし保管します。
※郵便局でサイズや重量の計測がされた後、送料が確定します。
追跡番号を入力
商品を郵便局に出したら、ebay上で追跡番号を入力します。
Items → +Add tracking をクリックします。
送り状に書いてある「EA 000000000 JP」というのが追跡番号です。
Eから始まるアルファベット2文字+9桁の数字+JPの13文字という構成になっているので、全て入力します。
この追跡番号を間違えて入力してしまうと、購入者が配送状況をチェックすることができません。
特に、最後のJPを忘れてしまう方が多いので要注意です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、日本郵便EMSでの海外発送について解説しました。
はじめのうちに気をつけるべきなのは
・お相手にメッセージを送る
・お届け先情報の入力
・追跡番号を間違いなくお相手に伝える
といったところでしょうか。
慣れてくれば、問題なくこなしていけるようになります。
EMSでの配送をマスターして、取引をお互いに満足できるものにしていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。